下肢静脈瘤の治療

アキ循環器・血管外科クリニックの下肢静脈瘤の治療

アキ循環器・血管外科クリニックの下肢静脈瘤の治療アキ循環器・血管外科クリニックでは、下肢静脈瘤の標準的根治的手術であるストリッピング手術はもちろんのこと、最新のレーザー治療も提供しています。手術は日帰りで行っております。下肢静脈瘤に対するレーザー治療を経験豊富な血管外科専門医が行っておりますので、その術後成績、経過はとても良好です。さらに最新の機器を用いた当院の下肢静脈瘤のレーザー治療は、治療を受けた方々からも非常に高い評価を受けております。

下肢静脈瘤の治療にはいくつかの治療法があり、患者様の病状や病気の段階、ご望により適切な治療法を選択してゆきます。 治療には大きく分けて1.圧迫療法2.硬化療法3.ストリッピング手術4.レーザー治療(下肢静脈瘤血管内焼灼術)があります。

1.圧迫療法

下肢静脈瘤の最も基本となる大切な治療法です。医療用弾性ストッキングを履くことで、余計な血液が静脈瘤にたまることを防ぎ、深部静脈への流れを促します。血液を下から上へ、表在から深部へと導き下肢本来の流れに戻す治療法です。むくみがとれ、静脈瘤は小さくなり、下肢は軽くなります。ただしストッキングを履いている時にだけ効果があって、脱いで立ち上がってしまうと静脈瘤は膨らんでしまうため、起きている間はずっと着用していないと効果はありません。(なお、就寝時には履かないようにします。)
圧迫療法は根本的な治療ではありません、あくまでも悪化をおくらせたり症状を軽くする保存的治療ですので静脈瘤が消失するわけではありません。弾性ストッキングは数ヶ月で圧力がゆるんで適切な着圧を保てなくなります。一般的に半年間に数足購入する必要があります。着用によってかぶれや湿疹など皮膚トラブルが起こる可能性があり、その際には使用を中止してご相談ください。

メリット
  • 低価格
  • 履くだけなので手軽
デメリット
  • 保険適用ではない
  • 効果は履いている間しか得られない
  • 蒸し暑く、夏などにかぶれが起きやすい

2.硬化療法

2.硬化療法

注射による治療法で、初期の静脈瘤や細い静脈瘤(網目状静脈瘤やクモの巣状静脈瘤)の治療に適しています。また、ストリッピング手術やレーザー治療の補助的な治療として行われることもあります。
硬化剤(ポリドカスクレロール)という薬剤を静脈瘤内に注入することで静脈の内膜に炎症を起こさせた上で、皮膚の上から圧迫して血管の内側を接着させて患部の静脈を閉塞させます。完全に閉塞した静脈は徐々に小さくなって最後には組織に吸収されて消失します。血液が正常な静脈を流れるようになるので症状が改善します。入院の必要はなく、治療自体は10~15分程度です。麻酔の必要もあいませんし、切開を行うこともないので傷も残りません。ただし、硬化療法だけで静脈瘤を治療できるわけではありません。場合によっては、しこり(血栓形成)や静脈炎、色素沈着(治療した部分に色が付く)などの合併症が起こる可能性があります。

メリット
  • 外来で治療が受けられる
  • 保険適用である
  • 無麻酔で、傷跡がほとんど残らない
  • 治療を受けたその日から歩くことが可能
デメリット
  • 注入した部分に色素沈着する可能性がある
  • しこりが残る可能性がある
  • 注射の痛みがある
  • 20~30%に再発が認められる

3.ストリッピング手術

3.ストリッピング手術

下肢静脈瘤の根本的な治療法として、現在の日本で最も標準的に行われている手術です。弁不全を起こしている静脈を特殊な器具(ストリッパーワイヤー)で抜去する(引き抜く)手術で、再発が極めて少ない完成された確実な治療法です。静脈を抜いても静脈瘤内に溜まった血液は正常な深部静脈へ流れるため下肢の血液の流れは本来の流れに戻りますので、まったく心配はありません。1900年代初頭から行われてきた治療法ですから、これまで数多くの実績を積み上げてきており、安全性の高さも大きな特徴となっています。ただし、血管を引き抜く際に細かい神経が傷付いて10%程度の頻度で術後にしびれが起こる可能性があります。
皮膚の切開は、足の付け根や膝裏などに行い、2㎝程度です。当院ではできるだけ小さい切開を心がけ、時間がたてば目立たなくなるようにしています。

メリット
  • 極めて低い再発率
  • 治療成績が安定している
  • 安全性と信頼度が高い
  • 保険適用されるため、費用が安い
デメリット
  • 傷跡が残る
  • 手術後の痛みがある
  • 10%程度で知覚神経が傷付き、しびれが残る可能性がある

4.レーザー治療(下肢静脈瘤血管内焼灼術)

4.レーザー治療(下肢静脈瘤血管内焼灼術)

血管内にレーザーを照射して、その熱で静脈を塞ぐ治療法です。細い光ファイバーを挿入して行うので傷跡が目立たず美容的にも優れています。局所麻酔の日帰り手術として受けることができ、従来の手術に比べ身体にかかる負担が大幅に軽減しています。欧米では15年以上前から積極的に行われており、静脈瘤治療の主流になっています。日本では平成23(2011)年1月に保険適用になっていますが、これは厚生労働省が正式に認可したレーザー波長が980nm1470nmのレーザー治療機器で行った場合のみ適用されます。当院では、認可を受けた1470nmの最新機種を導入し、経験豊富な血管外科専門医が適切な治療を行っています。
専門医が行うレーザー治療は、身体への負担はほとんどなく、治療を受けた直後から日常生活に復帰できます。また、このレーザー治療は根治度が高いことも大きな特徴であり、5年間の術後成績でストリッピング手術より優れた成績を残しているという海外の論文のデータもあります。
当院では、治療の根治度、安全性を最優先しています。さらに、満足度が高く、必要かつ十分な医療を行うことを重視しており、レーザー治療でも豊富な経験をもとに洗練された手法を完成させてまいりました。高機能なレーザー機器は、適切な術式や細かな手術操作があってはじめて高い効果を得ることが可能です。血管外科専門医による安全・安心で最新の治療を受けたい、手術の傷跡に十分配慮して治療してほしい、保険診療で安心なレーザー治療をリーズナブルに受けたい方は、是非、アキ循環器・血管外科クリニックにご相談ください。

メリット
  • 日帰り手術が可能
  • 手術部位の傷跡がほとんど残らないため、目立たない
  • 出血がほとんどなく低侵襲で負担が少ない
  • 保険適用されるため、費用が安い(3割負担で4~5万円程度)
  • 治療中も治療後も痛みが非常に少ない
デメリット
  • ごく少数ですが再発するケースがありますが、再発の頻度はストリッピング手術と同じです

レーザー治療に使用する医療機器

当クリニックでは、EVLA(Endovenous Laser Ablation、血管内レーザー焼灼)と呼ばれる方法で下肢静脈瘤を治療する最新の装置を導入しています。治療では、弁不全になった伏在静脈の血管内に細い光ファイバーを挿入しレーザーを照射します。レーザーの熱により、血管を収縮・閉塞させて血流を遮断し、逆流を阻止します。EVLAは、欧米では2001年頃から行われており、数多くの臨床研究があります。研究により、従来の外科手術に比べ侵襲性が低く、重篤な合併症もまれで、再発率も少ないことが報告されています。当院で使用するガイドワイヤー、レーザーファイバーなどの体内に入る物はすべて使い捨てのものを使用しており、1回限りの使用ですから感染危険性もありません。もちろん、厚生労働省の認可を受けたレーザー治療機器ですから、保険適用の治療です。

レーザー治療のメリット

レーザー治療のメリット下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術(しょうしゃくじゅつ)では従来のストリッピング手術と比べて、術中と術後の痛みがほとんどありません。また、術後の内出血もほとんどありません。レーザー治療では、穿刺法といって針を使ってカテーテルを静脈内に挿入します。そのため手術後の傷は針の穴だけなのでわからなくなります。(静脈瘤の追加切除を行った場合もstab avulsion法という特別な方法を行うのでほとんど傷跡が残りません。)局所麻酔下で治療が受けられるので、入院の必要もなく、手術翌日から普通に仕事ができます。自営業の方や忙しい主婦の方でも気軽に手術を受けることができます。

静脈麻酔

静脈麻酔

下肢静脈瘤のレーザー治療は足に注射する局所麻酔のみで治療可能です。
アキ循環器・血管外科クリニックの手術の特徴は、レーザー治療の際に、局所麻酔だけでなく軽い全身麻酔である静脈麻酔を組み合わせて、よりストレスなく手術を行うことです。ウトウトと寝ている間に手術が終了し、手術後の痛みはなく少し休憩した後、ご自分で歩いてお帰り頂けます。下肢静脈瘤のレーザー治療は局所麻酔だけで行うことも可能ですが、その場合、局所麻酔の注入量が多くなる、麻酔注射の時の痛みがあるというデメリットがあります。また、治療中に緊張して血圧が上がったり、脈が速くなったり、筋肉に力が入ってしまうなど、心身ともに大きくストレスがかかります。当クリニックでは静脈麻酔を追加して、ウトウトと寝ている間に手術を行うことで、局所麻酔だけの場合よりもさらに身体にやさしくストレスのない手術を行っております。現在は麻酔の技術が洗練されていますので、静脈麻酔による軽い全身麻酔を行っても身体への負担や危険性は大幅に軽減されています。もちろん局所麻酔だけの手術など患者様のご希望にあわせて様々な麻酔法を選択することが可能です。

治療費用

診察内容 3割負担の場合 1割負担の場合
初診時(初診料+超音波検査) 約2,500円 約900円
硬化療法 約5,000円 約2,000円
レーザー治療(片足) 約4万5,000円 約1万5,000円

標準的な治療を行った場合のおおよその自己負担額となります。
当院での診療は基本的にすべて保険診療です。
※ 薬代や弾性ストッキングの料金は含まれていません。
なお、自己負担率や保険の種類により窓口での支払額は異なりますので、詳細はクリニックまでお問い合わせください。

TEL:048-822-5489
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